「背負うのは車イス」なので背負いバンドはテープのみの最小限です。

市販のリュックなら、緩衝材や樹脂やら金属やらの付属品が背中に当たって気になるのですが、これなら背もたれに掛けても殆ど気になりません。

市販のリュックでは背負いバンドが長過ぎるので、ぶら下がりが重さに振られ不安定になります。

『背もたれの幅に収まり』、『肘掛け横から最短でベルトが延び』、『しっかり接地した』のでベルトが遊び(隙間)のないピッタリフィットで姿勢が安定します。

立って背負う市販のリュックが座った状態の車イスに合うはずもなく…

「大きかったら引きずるし、かと言って小さかったらモノが入らない」というサイズ問題がつきまといます。

これなら『背もたれに掛ける』＋『座った状態の開け閉め』にジャストサイズ！

見てください、座面下のスペースのスッキリさを！

フタの上部が開口する筒形リュック、市販のものは高さが40㎝オーバーの製品が多く、座って膝の上に置いて開けてみると、高すぎて底まで見渡せる大きさのものはほとんどありませんでした。

本製品の高さは38㎝、膝に載せて一目で見渡せます、従って出し入れも超簡単♪、楽々です。

それでいてＡ４サイズのバインダー、すっぽりおさまります。

背負いバンドのヒモ(ベルト)、そのままだと、垂れ下がって危なく、「安全上の懸念」に関わる問題です。

おまけに汚れるし…

本製品はベルトの先端に遊環を縫い込み垂れ下がらないようにしました！

『遊環』とは、バンドループとも言い、ベルトの遊びを止めるパーツです、代表的な使用例は腕時計のバンドです。

「外出」＝「障害者手帳の携行」において、『背面側の吊りポケット』という収納定位置が決まっているので仕舞いやすいし、取り出しやすい。

「ポケット・仕切りが少ないと底にたまる一方で探しにくく、取り出しにくい」

内部の前後に吊りポケット、開口部に近い位置に収納を設けしています。

いずれもファスナー、仕切り仕様です。

また、外部にも止水ファスナーのポケットを４つ設けました。