大半の学校では登校後の通学カバンを机の側面フックに掛けます。

ならば「そのまま出し入れ出来たら楽なのでは？」をカタチにしました。

また、ふたのファスナーポケットも机側を向いています。

背面側に重量物を寄せることで背負った姿勢が安定し、背負った時の負担を軽減します。

リモート授業や副教材としての採用で急激にニーズが高まったタブレット端末用ポケットは、緩衝材内包でA4サイズのノートパソコンまで入れられる大きさです。

教科書を背面側でマジックテープで留める教科書用バンド、約10㎝の厚さまで入れられます。

メッシュのドリンクホルダー(写真は600mlのペットボトル)、自動改札と同じ右側にパスケース用キーリング付きファスナーポケットは背負ったまま出し入れ可能です。

A4サイズが入る前面ファスナーポケットにはペン差しとスマートフォン用の仕切りを縫い付け、ふたのファスナーポケットは机のフックに掛けたまま出し入れ可能です。

表装生地に高強度で軽量、かつ撥水加工が施してあるコーデュラを採用し、さらに底鋲で置いた際の生地の摩耗を防ぎます。

内装は全面に施し、教科書等の摩擦から内部を保護します。また、全面内装にすることで体操服や飲食物で汚れた場合もお手入れが簡単になります。

修理実績から、背負いバンドの付け根やベルトなど、重ね縫いを行っています。なお、重ね縫いを行うようになってから弊社では当該箇所の修理は発生しておりません。